Case Study NO.11 ベトナム不動産投資トラブル 日本人投資家4名の資金回収に成功した交渉事例
事案の概要:分野は不動産・リゾートマンション・コンドテル。依頼者は日本在住の個人投資家4名。紛争金額は合計12億VND超。引渡遅延期間は6年以上。解決方法は訴訟前交渉による和解。結果は投資元本の回収に成功。
本件は、日本人投資家4名が、ベトナム国内のリゾート不動産プロジェクトにおいて2017年頃に売買契約を締結し、代金の大部分を支払ったにもかかわらず、長期間にわたり物件の引渡しを受けられなかった事案です。
01 - 背景:高利回りの収益保証を前提としたリゾート不動産投資
事業主は引渡し・収益保証・利息補助等を約束していましたが、引渡時期を大幅に経過しても物件は完成せず、収益保証の支払いも途中で停止されました。
02 - 本件の法的・実務的な難しさ
言語・情報格差の問題、事業主による度重なる引渡時期の延長、不可抗力を理由とする責任回避の主張、そして最も重要な「訴訟に勝っても回収できないリスク」が存在しました。
03 - 弁護士法人NEXORA(NEXORA)の対応方針
契約書・支払資料の全面精査、交渉窓口の一本化と情報管理、最大請求額と現実的回収額を分けた交渉設計、訴訟準備を並行して進めることによる交渉圧力、という4本柱で対応しました。
04 - 解決結果
複数回の交渉の結果、事業主は契約終了および返金に関する合意を締結し、4名全員について交渉による解決、投資元本の回収に成功しました。
05 - ベトナム不動産投資を行う外国人投資家への示唆
高利回りの収益保証は慎重に検討すべき、延長合意書や覚書には安易に署名すべきではない、「勝訴」と「回収」は別の問題、早期対応が回収可能性を大きく左右する、言語と実務の双方を理解する代理人が必要。
06 - NEXORAのサポート内容
物件引渡しの長期遅延、延長合意書への署名要求、収益保証の支払停止などのケースでは早期のご相談を推奨しています。